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医食同源
病気の多くは邪食•悪食が原因か?
人間は心が食物を取り入れて生命を保っている。食物は命を継ぐ大切な物である。善い食物を取り入れれば健康になるし悪い食物を取り入れれば病気となる。当たり前の原理である。しかし、この当たり前の原理がなかなか実践できない。頭では理解していても、美食飽食の誘惑に負けて、ついつい美味悪食を食べてしまうであろう。それが病気の原因と解っていても、病気になったら医者にかかればよいと勝手に決めてしまっている人が多いのではなかろうか。
医者は病気の治し屋では無い、医者が全ての病気を治してくれると思ったら大間違いである。命とは何かを現行医療の医者たちは全く知らないのである。現在の世界の医療は科学的物理医療に依存している。死の命のあることを知らず、死んだ人間の肉体を解剖して得た物理的な客観資料だけで、主観を持って生きている人間の病気を治そうとしている医者たちはおこがましいのだ。治せる道理が全く無いのである。
命を熟知した仏の良医に逆行した医療をいているのが現代日本の医者たちである。
仏教医療とは生命医療の事である
インド応誕の釈尊(釈迦如来)は良医であった。三世の生命を熟知していた。だから、仏教医学の最高峰であった。西洋の医聖ヒポクラテスに匹敵する東洋の医聖であった名医ギバ、日蓮本仏も御書の随所で名医の第一にあげている。そのギバは釈尊の弟子であった。ギバは自分が治せなかった阿闍世王の重病を釈尊に委ねたのである。それくらい阿闍世王は業病であった。その業病を釈尊は治した。
仏教医学の祖は釈尊である。釈尊を中心にギバの助力があって仏教医学が形成された。それ故仏典以は釈尊やギバの治療が随所に織り込まれている。仏典には釈尊を称して大医王とあるが、この生命を説き明かした仏法による医学の知恵は、今後、物理医学に傾倒する現代医学を止揚する鍵となるに違いない。
竜樹菩薩大智度論に云わく
「仏は医王の如く、法は良薬の如く、僧は病を看る人の如く、戒は服薬、禁忌の如し」
「良薬は能く衆病を破するも、若し能く将ち順はざれば、即ち患を除かず。薬の失に非ざるが如し。」
「病人は応に良医薬草を求むべきが如く、仏を良医と為し、諸の善根を薬草と為し、せん病人を善知識と為す。病者はこの三事を具するが故に、病は除差する事を得。」
良医(仏)と薬草(善根)と病人の三者が和合する医学が説かれている。
大智度論というのは、正式には摩訶般若波羅蜜経釈論と云って大品般若経を注釈したものであるが、そこには竜樹の思想と学説が込められている。法華経などの大乗経によって般若空観を澄まし真空妙有の仏教の心を外道的に詳しく解説し論じている。それそのものは経ではないが仏教解説の助言ではある。
竜樹は西暦200年頃の仏教を信じていた医者であったので将に仏法医学の僧医と云わねばならない。竜樹はインド名はナーガールジュナといい付法蔵の十四祖であり大乗論者であった。彼が法華経を中心に詳説した大乗経論が仇となって日本では南都六宗、天台、真言の八宗の祖とされてしまった。彼の大乗論が謗法だったわけではないが論なるが故に謗法者に利用されてしまったのである。(続く)
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