![]()
不整脈
不整脈
それは多分平成6年の事だったと思います。夏の盛りの7月のある日、還暦を過ぎた男性が早稲田の治療室ライフカイロプラクティックセンターにやって来ました。私がレッスンしていたトムソンテクニックを受講した先生の紹介で来たとの事でした。
何でも地下鉄の階段を上がる途中で心臓が止まってしまって暫く壁に寄りかかっていたら心臓がまた動き出したので来ましたと凄いことを言いました。
触診をしてみると案の定T2・T3・T4・T5あたりの上部胸椎がかなり前方へ変位しています。これがために胸椎1・2番から出ている交感神経が不調となった結果・冠状動脈の血流が悪くなり不整脈になっていると推定しました。
そこで胸椎後湾過少症が改善できるようなDFTで施術すると大変すばらしい結果が出ました。つまり1回の施術で驚くほど症状が良くなったのです。その後、十数回の治療で症状は完全に無症候となりました。
この方は日本青年会議所の守衛をされていましたが、その不整脈が治ったことから、会議所に出入りしていた体調不良の役員の青年Yさんを紹介してくださったのです。そのYさんは2回の来院で腰痛その他の症状が改善しました。
ところがもう通院ができないと言いました。聞けば満40歳になるので卒業するからもう福山から東京に来なくなると言うのです。そこで出張治療してくれと言いました。広島県までは交通費が高いのでとても出張できないと断ると、羽田から広島空港までの航空チケットを買って届けてくれたのです。
そんなわけで2月25日(金)広島空港まで行くと、そこにはYさんが会社の車で出迎えて居てくれました。私が小林和作の絵が好きだと予て話していたのを覚えていてくれて、途中、倉敷だったかの美術館に寄り、館長を紹介してくれて、大規模な和作の展示品を拝見できたのには感激しました。それから、伝統の造り酒屋を見学させていただいたり、和作が描きそうな風光明媚な瀬戸内海風景の場所へ案内してくれたり、いたれりつくせりの歓迎を受けて感激し涙がでました。
Yさんの家に一泊させていただきました。Yさんは大きな繊維会社の専務でお父さんが社長をしていると伺いました。
翌日は朝から大雪が降っていました。15センチほどは積もっていたらしい。そんな中、Yさんは社員や友達に携帯電話をかけまくって10名ほど集めてくれました。そしてYさんと奥様を入れて12人の方々の治療をさせて頂いきました。
治療台はなく畳の上での手技と予想していたので、当時の私の最上のテクニックだったアトラスオーソゴナルテクニック(AOT)で施術しました。レッグチェック検査で、それぞれ1cmから2cmまでの短足が認められたのをすべてイーブンにする事ができました。
夕方、寿司屋にてお別れ会をしていただいた感激を胸に夜行の新幹線鉄道で帰途につきました。
HOME
カイロ療法-糖尿病







